一橋大学男声合唱団コール・メルクールの前身、「一橋音楽会」が設立されたのは、
今から約100 年前、1917 年のことでした。
音楽会の初舞台は英語部大会の余興でした。男が「お歌を歌う」なんて......、
そんな空気が当時は強かったのかもしれません。当時の端艇部から
「チョーラス(chorus)、チョーラス」と野次られ、ほろ苦い初舞台となったようです。
戦時の解散・復活など紆余曲折を経ながら、1952 年に現在の「コール・メルクール」という団名となりました。
以降も、著名な音楽家に新作の作曲を依頼、初演するなど、盛んに活動してきました。
しかしながら、2008年頃から団員減少により単独での存続が困難となり、
合唱団ユマニテの団員が、メルクール団員を兼任するスタイルへと変わりました。
ただそこは我々メルクーリアンです。ヤジにも、戦争にも負けないメルクールが、
人手不足なんぞに負けてたまるか、というわけです。
2016年より一橋祭での OB 合同演奏会を行い、東京都合唱祭にも参加するなど
活動の場を広げ始めています。
女性団員も仲間に加え、男声合唱の伝統を一橋大学に継承すべくこれからも頑張っていきます。
応援よろしくお願い致します!
さらに詳しく知りたい方はこちらへ:OB会HP 「コール・メルクール歴史記録」